白内障
様々な原因による白内障(加齢白内障、外傷性白内障、先天白内障、全身疾患に伴う白内障等)の診断、治療を行っています。また水晶体脱臼、眼内レンズ偏位・脱臼等の特殊な症例にも対応しています。日帰り手術は行っていませんが、症例に応じて短期入院手術を行っています。
~多焦点眼内レンズについて~
多焦点眼内レンズ各種取り扱っております。
なお、「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」は、2020年4月1日より厚生労働省の定める「先進医療」より外れました。
2020年4月1日以降、多焦点眼内レンズを使用する白内障手術は、厚生労働省の定める選定療養の対象となっております。
通常の白内障手術費用に加え、片眼につき約15-25万円程度の追加費用が生じます(レンズの種類により異なります)。
詳細は外来担当医にご相談ください。
角膜
角膜疾患全般に対応しています。角膜混濁症例には角膜移植術を行っています。全層角膜移植術以外にも、角膜内皮移植術や深層表層角膜移植術などのパーツ移植も積極的に行っています。フェムトセカンドレーザーを用いた手術も導入しています。
円錐角膜に対する「角膜クロスリンキング」も行っております。
レーシック
患者さま一人ひとりの眼に合わせた、カスタムメイドのレーザー照射(Wavefront-guided LASIK)と、フラップ作製時に眼球への負担をより軽減できるフェムトセカンドレーザーでの屈折矯正手術を行っています。
欧米ではiLASIKと言い、NASAや国防省のパイロットにも採用されています。
専門医による診察・カウンセリングのうえ、手術の適否や矯正目標を検討し、日帰り手術を行っています。
【手術の費用】片眼:150,000円(税込)、両眼:300,000円(税込)
*当院は「安心LASIKネットワーク」に加入しています。本ネットワークは眼科専門医で角膜治療の専門家であるお互いが信頼し、紹介し合える医師またはクリニックであることを第一条件にしています。
網膜硝子体・黄斑

網膜剥離などの緊急疾患は随時対応し、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、黄斑円孔、黄斑前膜、未熟児網膜症などの網膜硝子体疾患の加療を行っています。また加齢黄斑変性症をはじめとする黄斑疾患に対する抗VEGF剤の硝子体内投与も、専門医による診察・検査の上行っています。
ぶどう膜
サルコイドーシス、ベーチェット、原田病、ウィルス性疾患などの診断、治療を行っています。症例に応じてPCR法によるDNA検出や、遺伝子検査などの様々な検査を行っています。
緑内障
開放隅角緑内障、閉塞隅角緑内障、続発性緑内障、先天性緑内障などの疾患に対して治療を行っています。新世代のインプラント手術も導入し、多数行っています。
眼瞼・涙道疾患
麦粒種、霰粒種、マイボーム腺梗塞などに対する外来加療から、先天性・加齢性眼瞼下垂、眼瞼内反症に対する手術加療まで、幅広く行っています。
また、先天性鼻涙管閉塞や後天性涙道閉塞(涙小管閉塞・器質性鼻涙管閉塞・慢性涙嚢炎)に対して涙道内視鏡手術や涙嚢鼻腔吻合術も行っております。
斜視・弱視
麻痺性斜視や癒着性斜視などの特殊斜視も含め、小児から成人まで、すべての年代の斜視に対応します。斜視の原因や程度に応じて眼鏡処方や手術加療を選択します。また小児の弱視症例は、病態に応じて眼鏡処方やアイパッチにて治療しています。
ロービジョン
眼疾患により著しく視機能が低下した方が、残された視野や視力を有効に活用できるよう、拡大鏡などの補助具を装用・使用訓練を行っています。